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2018年3月 9日 (金)

ホンダビートのシートを修理する

あいや・・・一頃は毎日の様に更新していたブログも気が付いてみたら今年になって何度更新したやら?まあネタが無い訳では無いし暇なんて持て余し気味な筈なんですが持て余している場所が自宅じゃ無いので暇は有れどやりたい事が出来ない状態とでも言うておきましょう。

 そんな中で何故か突然我が家にやって来たホンダビートくん、やって来たとは言え勝手にビートくんが自走してウチに来た訳では無いのですがね。

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 これを引き取るについては又壮絶なネタになるのですが壮絶過ぎてちと書ききれないので後回しにして破れたシートの自前修理をしたので投稿です。
 さてホンダビートくんですが平成3年生まれの27歳ですからもうクルマとしては相当に古い部類に入りますが未だ熱狂的なマニアに支えられかなりの数が生息している様ですね。
 軽四輪ながらエンジンが背中に搭載されているミッドシップで二人乗りで屋根は有るけどオープントップでお天気の良い日はオープンエアモータリングなんですがね・・・

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このクルマやたら狭いし荷物なんて積むスペースは??一応トランクと称する所は有りますがボディーカバーと工具を入れたらもう一杯。
 つまり実用性完全無視の趣味性だけで生きているクルマだと言う事ですな。
で!中古ですからあれこれ問題有りでしてこの内エンジンの問題は中古エンジンは手当済なんでその内又狭い庭先でOHして遊んだ後積み替えするとして火急の問題は運転席シートの破れなのです。
こちらシートバックの腰部?のサポート部なんですが多分乗降の折に出っ張りに当たって擦り切れるんでしょうね、表皮のみならずスポンジ迄既に削れて鉄の骨がむき出しに。

1更に座面も同じ様な惨状でして同じく乗降の折に体が当たるのか同じくゼブラ柄の表皮が破れ中のスポンジも無くなってます。

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さあどうする??まあその道のプロってのはどこの世界にでもおりまして自動車シートの張り直し専門職人様に依頼すれば多分新品同様に仕上げてくれるのは間違いないとは思いますけどね・・・・多分1脚で諭吉様が片手位家出するのは必至。

赤貧洗うが如しの立場としてはそんな無謀な事は出来ない訳で又もや器用貧乏精神を発揮して自前修理に挑戦です。
とまあ勇ましいのは良いけれどどうする??で考えた。
大体どのクルマも助手席側は乗降が少ないので中古でも大変綺麗な状態です。
そこでフト気がついてメジャーを取り出し左右の席の座面とシートバックを採寸した所座面は微妙に相違するもののシートバックは全く同じ。
 ならば中古の助手席シートをY!で買い求めこれをまいビートの運転席に使えば良いのでは?とね?
で!イキナリ裸ですけどこなたY!で落札した中古の助手席シートで980円な上に何と親切な事に前オーナー様は態々拙宅のご近所迄配達してくれました。3でもってさっそくシートバックの表皮を剥がしにかかった訳なんですがこれを解説していると結構厄介なんで割愛しますけどね、コツを覚えればそんな手間はかからないと思いますが下手をすると折角のシートを破いちゃうので慎重に作業を進めます。
因みになんですがこのシートバック表皮をはがす作業をしているとね、何となくおねぃちゃんの後ろに回ってブラウスを脱がしているみたいな妄想が・・・・知りませんけどね・・
 でその一方で運転席なんですがこのままシートバックを被せてもスポンジが無くなっているので整形しなければなりません。
 材料は980円で仕入れたシートの残骸で同じ所からカッターナイフで必要な大きさに

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スポンジをカットしてボンドで貼り付けます。
こちらがスポンジ貼り付け前で中骨がむき出しになってますがね。
これに助手席の同じ部位から切り出したスポンジをあてがいボンドで接着するとこんな感じになります。Kimg2541ボンドの乾燥を待つ間に今度は座面の修理準備にかかります。
こちらも同じ様にやりたいのですが生憎座面は微妙に寸法が相違するのと生地のカットも違うのでそのまま被せてという訳には参らず。
最初は百均で買った熱展着シートで補修布を継ぐつもりだったのですが挫折です。原因?そもそもこの展着シートは線状の破れを補修するものであり広範囲の補修には適さないんですよね。
 考えていても仕方無いんでシートバック同様擦り切れたシートを切りそろえ削れたスポンジを補充してボンドで接着します。
で?これからどうする??考える事暫し・・・・結局出た結論は??縫う!Kimg2544
つまり針と糸で破れた布にパッチを当てて縫い付ける!

 

 

 

 

まさかねぇ・・・クルマの修理作業に針と糸迄動員する事になろうとは。
で!まずシートバックですがこちらは縫い取り作業こそ無いもののとは言えただ被せておしまいと言う訳には参りませんし増してやビートくんのシートはかなり絞りの深い立体的なシートなんで厄介。
これ又割愛しますがそんな深い絞り部分には組み立て当初は針金が使われていますが同じ事をやってると面倒なので太目のインシュロックとシート骨を連結して

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コツコツとオリジナルの絞りを再現してやります。
と言う事で座面とシートバックの補修をやった結果ですがね・・こちら!

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こちら座面でしてね、縫い始め当初は当然ゼブラ柄を合わせて縫い始めたもののこの生地自体伸び縮みするのでだんだんズレて来ちゃって途中でももうどうでもよくなりそのまま全周を縫い取りました。
又縫い取りに際しては当然生地が延び縮する部位で真っすぐに縫い取ると糸が引っ張られて切れちゃうので「バイアス縫い」で確り既存シートとパッチをつないで行きます。
シートバックは縫い取りの必要も無く絞りの所をインシュロックで引っ張り自然な形に整えたらハイ完成!

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こちらは全く破れの無い助手席シートをそのまま使ったのでトーゼン仕上がりも綺麗な物ですよね。

と言う訳で材料費はY!で買った980円の中古助手席シートと後は自宅に有った少々のボンドと針と糸だけでここまできました。
 まあ縫い取り部は不細工ですけど普段見える所でも無いし又暇をみつけて座面シートだけバラバラにして裁断の上ミシンかければなんとななるんですが流石に今回はね。
 因みに残ったシートの残骸ですがね。
捨てるなんて勿体ない事はしないでしっかりミシン目から糸を解い

Kimg25281

てそれぞれの部位に分けて保管し万が一又シートが破れた時のパッチ代わりに。
更に新車発売当初オプションで設定されていたセンターコンソール上に置く同じゼブラ柄の肘掛でも作るかな?なんて考えてます。
所要時間にして約3時間程、費用にして980円でしたかなり満足度の高い遊びでしたね。

 

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