« ハミングがやって来た(その8) | トップページ | 謎のステアリングの正体や如何に? »

2016年8月 7日 (日)

久々にクーペのクーラーを弄る(頓挫編)

あちゅいですな、もう何と言ってもあちゅい、こんな時エアコンはおろかクーラーさえ無い旧車にお乗りのオーナーさんは??乗らない??それじゃクルマが可愛そうってもんでしょう?
 その点我が117クーペは昭和40年代の生まれにして既に純正でクーラーが設定されていた訳でして正にその時代で言うと高級車・・・・・なんですがそれは冷えればのハナシでね。
 昨日久々にクーペでハードオフさんにゴミ漁りに行った折当然クーラーはONでルーバーからはヒエヒエの冷気が・・・「アレ??でで・・・出ないし??」
勿論全然出ないと言う訳では無く冷気らしきモノは出るのですが明らかに冷えが悪い??まさか??ガス???
 てな訳で点検もクソもガス漏れが原因と断定し久々に本日は朝からガスチャージの準備
まずマニュホールドゲージと。

Img_2455

こちら大変アヤシイ中華ゲージでして幾らか忘れましたが国産品に比較すると「え~~?爆発とかしない?」なんて思う位に安い値段でしたし既に我がクーペは勿論オトモダチクーペやらその他のクルマのガスチャージや真空引き等もこなしているので既にモトは取ってますもんね。
 ただ久々に箱から出してみるとホースが粉を吹いた様に汚れていたのでシリコンオイルで綺麗にしました。

Img_2457

お次はガスでね、クーペは本来R12なのですがこれはオゾン層を破壊するとかで既に製造が中止されており未だ流通はしておるものの「アマチュアレストアラーは良き隣人たれ」を標榜するワタシとして使う訳には参りません(と言いつつ野吹き塗装でシンナーまき散らし)。
 では??何を冷媒ガスに使うかと言うとこちらのプロパン系冷媒のコールド12でしてね。

Img_2454

プロパン系と言うと爆発するとか燃えるとか言う人が居ますし、確かに「燃やしてやれ」と意識して点火すれば燃えなくは無いが簡単に火が入る様な仕様でも無く増してやプロパン系冷媒で爆発炎上なんて話は全く聞きませんしね。
 ただコンプが動きだしてから冷気が出る迄に少々時間がかかる程度でそれも「そう言われてみるとそんな気もする」程度。
 更に使用量はR12の約1/4で済むのでクーペの場合だと多めに考えても3本から4本程度で済み単価は1本千円程度。
勿論R134の様にレトロフィットをする必要も無いとくれば我々ビンボ人が手を出さない訳が無い。
 で!もってそそくさと準備に入った訳ですが高圧と低圧のニップルは??と言うと高圧はコンプ側なので??奥過ぎて写真に写せない(涙)。
 インテークマニュフォールドの奥深くに有り手を出すのがやっとでこれでは工具でニップルを締めるっても??
 ならば低圧側はと言うとこれが又そのままでは手が出せない所にあるのです。

 

Img_2452

コンデンサーの前方に有るレシーバーにニップルが装着されておりこれにアクセスしようとするとシュラウドカバーを外さなければならず、更にホースを接続するにはフロントグリルを外さなきゃでね。

Img_2446

とまあ重い腰を上げてからこの時点で約1時間が経過しておりましてね、確かにその辺のガソリンスタンドで「金なら払うからガスチャージしてくんない」みたいな事を言われてハイハイと言うスタンドも無いでしょうし、そもそもR12系のガスを扱うガススタンドなんて有りませんもんね。
 さてやっとガスチャージの段階に入りレシーバーをよーく凝視すると??又あれ???

Img_2442

何やら油でベトベトかな??みたいな??イヤイヤこの部分は工場加工のフレアパイプを使用しているので漏れる訳が無い??と恐る恐る触診して見ると???????
ぎょぇ~~~~~~!とは叫びませんが心の中では叫んでました。
ンナアホな??ナンデ???こりゃ確実にガスと共にコンプオイルが漏れてますな。
 ここで少々能書き(蘊蓄)をコィておきますとね、スニソオイルとR12の分子の大きさはほぼ同じなのでオイルが漏れると言う事は同時にガスも漏れていると同義なんですよ。
 つまりR12のシステムってイチイチ専用のディテクターで漏れ箇所を検知しなくてもオイル漏れ箇所を探して行けばそれはイコールガス漏れ箇所でもあると言う事。
 更に!余計な話ですがR12用のクーラーにレトロフィットせずにR134を入れて「ちゃんと冷えてるじゃん」てな事を言う方がおられますがね・・・・敢えてタテつくとR134は分子が細かくてフレア接続ではその微細な隙間からガスが漏れてしまうのです。
 勿論完璧にフレア加工し慎重にフレアナットを回せば微細な隙間は少なくなるので漏れも少なくなりますが正しいか正しく無いかで言うとフレア接続のエアコンにR134を入れるのは間違い、しかもR134は激しい地球温暖化作用を助長するので大気に開放する事は禁止。・・・・え??ハナシが硬い??ですよね。

Img_2444

さてどうも汚れ具合からしてエバポ側のフレアナット部分から漏れている様です。
 一応これでも今話題のあの買収された潰れかけ家電メーカーに奉職していた折にはバイトでルームエアコンの工事を累計100台以上やっておりフレアナットの締め付けなんぞウデがそのトルクを覚えている訳で・・・・と自信過剰だったから??イエイエ!今思い起こすとこの部分は狭くてレンチが入れ辛くレシーバーをこの位置に装着する時も難儀した記憶が、つまり狭い作業スペースで手元が狂ったのだろうと思います。
 てな訳で延々準備したのに今日の所は作業中止し早速Y!でスニソオイルを入札???あらら??殆ど134用ばっかでR12用は無いか有ってもかなりのお値段。
 まあ次回作業出来るのは今週の木曜からなんで先を慌てる事もありますまい。
 では予定変更でご近所に眠っている例のアレをちょいと下見に行きますかと・・・スタコラ(行く前に電話しなきゃ)

|

« ハミングがやって来た(その8) | トップページ | 謎のステアリングの正体や如何に? »

117の事」カテゴリの記事

コメント

あれっ総司令官殿どうしました?
つい20日前にはカイテキ~♪なんて喜んでいたのに。

コンプレッサーにオイル注入口があるならガス混和タイプよりもスニソを単独で買った方が安くて確実ですよ、フレアの接続にも使えるので一石二鳥です。
私はモノタロウで250ccをまとめて買っています、注入はチューブの長いシリンジで簡単にできます。
頑張ってください。

投稿: カタカタ625 | 2016年8月 8日 (月) 19時07分

ご指導かたかたショーグン様
>オイル注入口があるならガス混和タイプよりもスニソを単独で買った方
 エンジンを積み替えした時は一度コンプから古いオイルを抜いてそのボトル入りのスニソを入れたんですがね。
 今回それをやろうとすると真空引きせにゃいかん訳で・・・面倒やなぁと??
 こんな事さえ面倒がるワタシが実は全塗装からエンジンの積み替えにライトチューンに組み立て迄やったなんてねぇ。
 今や他人事ですぅ~~♪

投稿: うんちく | 2016年8月11日 (木) 22時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1086654/66882179

この記事へのトラックバック一覧です: 久々にクーペのクーラーを弄る(頓挫編):

« ハミングがやって来た(その8) | トップページ | 謎のステアリングの正体や如何に? »