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2013年11月12日 (火)

恐怖の素人板金その22(テッペン禿を直すぞⅡ編)

塗装と言う作業は正に労働集約的かつ職人的な世界。
 それだけに見栄えだけ良くて実は手抜きだらけなんて当たり前の魑魅魍魎だったりします。
 簡単に言うとパッと見で綺麗に仕上げられているとその塗装の下にどんな世界が広がっているか?なんて多分その道のプロが見ても判らないのでは?と?
 近頃流行りの食品偽装では有りませんが誤魔化そうと思えば幾らでも誤魔化しが効くのが塗装の世界なのです。
 一連の作業を自前でやった事の無い方は恐らく「華麗なるガンマン」で最終の塗装作業をつい連想してしまうと思うのですがそんなのは塗装作業の多分1割にも満たないと思います。
 では何が大事かと言うと下地仕上げ
 ちょいとエラソーに書いてしまいましたが下手ながら板金・溶接に始まり自前で全塗装迄やって来たからこそプロの凄さが判るのですね。
 さて右フェンダー先端部の板金塗装ですが既にハンダで大きな凹みと穴を埋めた後パテ盛りをして研いで整形して又パテ盛りして又研いでどうにかステンモールとのカーブも適合。
 サフを入れてから今日400番から1000番で仕上げ研ぎをしました。

Bodywork_003

研ぐ前は「一発でキマリかな?」と思っていたのですがヤハシ!
 小さな凹みが見て取れます、やった事の無い方は「それ位なら塗装を厚めに吹けば塞がるのでは?」と思うでしょ?
 所が上吹きすると逆に目立つのですよ、折角ここ迄来てますがこれで妥協すると更に厄介な事になるのでパテ埋めをします。
 流石にポリパテではもう無理でここはラッカーパテを使い薄くかつ必要最小限度にパテを使うのでせうがね。

Bodywork_004

そうは思ってもヘラの先に目が有る訳では無いのでこんな風になっちゃいます。
 この後800番から1000番で研いでほぼラインは出たかな?(撮影失念)

117bodywork_001

まあ元々がこれですからヨシとしましょうね。

 

さてそんな事をやりながら例のルーフの塗装剥離も平行してやってます。
 既にルーフ中央部はブタントーチと180番で一部剥離はしたもののこれでは時間も材料も体力も持ちませんし派手にグラインダーを振り回す訳にも参らず買ってきましたこんなの。

Bodywork_006

塗装剥離剤でしてこんなサイズなのに1300円少々もします。
 更に購入したカインズさんの説明によると「古い塗装とかウレタン系の塗料は剥がれない事も有りますけど」とのお達し。
とは言えこれ以外剥離剤は売り場に無く選択肢も無く泣く泣くでお買い求め。
 ポットで湯を沸かし沸騰したら使い古しの茶碗に湯をなみなみと注いで剥離剤を暖めてやり人肌に温まった所でグィ♪・・・・良い子は真似しない様にしましょうね。
 飲む所か皮膚についただけでも1液300m位走る程ヒリヒリしますからね。
 何故暖めるかと言うと温度が低いと剥離能力が極端に落ちるからなのです。
 勿論夏場ならそのまま塗布してもOKでしょうけれどこう寒いと熱湯に漬けてアツアツにしてやら無いと剥離剤が幾ら有っても足りません。
 剥離剤が温まる間にルーフの端をマスキング処理、勿論風で飛ばされ無い様に、かつ剥離剤を零しても垂れない様にスカートもテープで固定。

Bodywork_005

 マスキングの準備が出来次第温まった剥離剤を茶碗に注いで刷毛でルーフにペタペタ♪
 全体に塗り終わったら反応状況を見て塗装が浮き上がった所でスクライバーでガシガシして塗料を剥がします。

Bodywork_008

余りにもムキになり過ぎて撮影が疎かになったのですが今日の夕方時点では赤い部分は四隅と一部中央部に残った程度でやっと新車時の白色部がチラホラと顔を見せ始めた程度で終わりました。

この分だともう一本剥離剤が要るかもですね・・・肩も痛いですが懐も痛いです。(涙)
 で!前回の投稿に重複しますけどね、車の板金塗装の事を何も知らない人がですね、お隣さんのおやぢが突然マイカーとは言えこんなコトを始めたら??
「お隣のご主人もしかして気がふれたんじゃ無いの??良い病院紹介してあげようかしら?」てな事言われても文句言えませんよね。
 そろそろ好い加減にしなきゃね(自省)。

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コメント

お久しぶりです。相変わらず大胆なDIY作業お疲れ様です。
>そろそろ好い加減にしなきゃね(自省)
うんつく師匠ともあろうお方の言とは思えません。
本気ですか、それとも気が触れたとか??(爆)

投稿: neri e bianchi | 2013年11月13日 (水) 02時08分

やっていますね!
昔は板金は見習いからやると、紙貼り3年で下研ぎ3年と言いましたからもっと苦労しないと
一人前にはなれませんよ~
因みに手打ち蕎麦は7~10年で暖簾が出せるそうですよ。
お得意のサンポールは使わないのでしょうか(笑)

投稿: katakata625 | 2013年11月13日 (水) 13時33分

オヒサのぴあさんじゃ無くて??クーペさん?(爆)

>あろうお方の言とは
 は?ナンデスカァ?所詮その辺のチンコロおやぢですからね、しかもあれもこれも全部何でもやってみたいで貪欲なのでありましてね、クーペばっかに関わっておれませんで?と言いつつ関わってるワタシ。

>それとも気が触れた
 ルーフの剥離をやってると通りすがりのご近所おやぢにオバハンがね目線を合わせてくんないのですよ。
 なんで??ってそりゃ当たり前ですよね・・・速く仕上げなきゃ。

投稿: うんちく | 2013年11月13日 (水) 19時41分

親方かたかたさん
>もっと苦労しないと
 へ??してまっせ~~~~♪要らん所でね(爆)。
所詮素人ですからね、素人塗装の極意は「厚く塗って厚く研ぐ」、クーペサイズの場合プロだと2Kg有れば全塗装が出来るとペンキ屋のオバハンに聞きましたがね。
ワタシの場合エンジンベィを除いてギリギリ2Kgで塗れました。
 但しこれには裏が有りましてね、赤はトマリが悪いので色留めに標準色の白を下塗りで使ってます。これが約0.5Kg位かな?
 やればやる程プロの凄さが判る趣味って言うのもドーなんでしょうか??ね??
 
破壊王かたかたさん
>お得意のサンポール
 もしもし??ワタシ毎日便器のお掃除ですか??え?嗚呼錆取りね。
お陰様で「錆取りしたら全部無くなっちゃった」みたいなコトは今の所ございませんでね。
 錆取りしてたら助手席の床が抜けた時は床以上に腰が抜けましたけど(涙)。

投稿: うんちく | 2013年11月13日 (水) 19時49分

>赤はトマリが悪いので色留めに標準色の白を下塗りで使ってます。これが約0.5Kg位かな?

赤系の色はいくら吹いても下地が透けて見えるので、白というかピンクで1回吹いておいて本来の色を重ねるのですがここが難しいですよね。
これをやっても均一に吹かないとダメなんですね、ガンを余計にあてた所は色が濃くなってしまいます。
まあ師匠なら大丈夫ですよね、頑張ってください!

投稿: かたかた625 | 2013年11月13日 (水) 20時48分

禿、禿Ⅱ、呼びました?ear

自分では、まだまだ、と思って居るのですが、
なんか、呼ばれたような気がして。

流石のうんちくさん、板金は繊細な力仕事です、
塗装の剥離は特に大変。

ところで、禿を直すぞⅢ編では、マサカ養毛剤では?

投稿: こうたの父 | 2013年11月13日 (水) 21時21分

ご指導かたかたさん
>本来の色を重ねるのですがここが難しいです
 所詮素人なのでエラソーな事は言えませんが馴染みのペンキ屋のオバハンにもそう言われました。
 では素人でも綺麗に塗れる色は?と質問した所「黄色」と「白色」なんだそうです。
 そう言えば黒一辺倒だったクラウンが「白いクラウン」とか言うて売り出しましたけどこれって単に塗装コストを落としただけだとか?
流石トヨタさん抜け目無いですなぁ~~。

>大丈夫ですよね
 やっと習得したかと思った時にはもう終わってて、再びやろうと思ったらもう忘れているの繰り返し(涙)。

投稿: うんちく | 2013年11月13日 (水) 22時04分

自虐こうたパパさん
>禿、禿Ⅱ、呼びました?
 は?呼んでませんけど??ですからそりゃワタシですって。
♪わたしゃ も少し 毛がホスィ~~~♪

>板金は繊細な力仕事です
 繊細にして大胆!重複しますけど小さな傷がちょいと入った位でナンチャラクラブで塗装して貰うのが当たり前なのに、ウチはスクライバーで塗料ガシガシですもんね、大胆じゃなきゃ。

>マサカ養毛剤では?
 ひゃひゃひゃ♪サッサと振り掛けるだけで綺麗な塗面が出来る?なら良いのですがね。
 とりあえず今日の所は有り合わせのスプレー缶で赤モドキにしておきました。
 もう一度白にしてからクリムゾンレッドで中吹きですね。

投稿: うんちく | 2013年11月13日 (水) 22時09分

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