« 臍を咬む? | トップページ | ウッドデッキに手摺を付ける »

2013年5月25日 (土)

アルティック409

別にこちらから探したり求めたりしている訳でも無いのですが何故か好きなものが勝手に集まってくると言うのが本音なのですがね。
 こんなの。

Img_1344

あれこれ調べてみるとどうやら1944年か45年あたりに製造されたアメリカ製のラジオでALLGT管の4球スーパー。

Img_1354

 試しに通電して見ると見事!鳴りません(涙)。

まあ当たり前っちゃ当たり前な訳でチョイと覗いてみましたがコンデンサが全部容量抜け&絶縁不良ですね。
 これ以上手を出すといよいよバラバラになっちゃうし相変わらずの業務多忙を考えるとどうにもならん事は明白ですし、何よりあちこちでお預かりしてるあれやコレやらを先にやっつけ無いとねm(._.)m

 と思ってたら某ライブハウスのマスターからHELPで・・・これ。

Img_1364

まあ相応のマニアならこの銘盤を見た瞬間にそのその正体が判るとは思いますけどね。
ALTECのDIG??と言うかエレクトリのDIG?でスピーカーは例の409Bが搭載されてます。

Img_1365

ワタシが呼ばれたのは「この二本のウチの一本が鳴らないので診断せよ」とのお達し。
 結果ですか??ウーファのフィールドコイルが断線しており修理不能でした(涙)。
 同じ断線でも端子とコイルの間なら何とかなるかとは思ったのですがコイルそのものの断線ではねぇ・・・確かにコイル迄巻き直す業者さんも居るには居るみたくですがそれなら程度の良い中古の409Bを買った方が安いでしょう。
そもそもこのALTEC409Bってオーディオ用じゃ無くて構内放送用に作られたもので本来ならエンクロージャじゃ無くて壁に埋め込んで使われる代物。
 ただエレクトリさんオリジナルのエンクロージャに入れて鳴らして見るとこれが案外良い音が出るとかで評判になったのだそ~~な。
 よって8インチフルレンジと言うジャンルを確立させた意味では確かに素晴らしいですがワタシ個人の好みで言うとコチラの方が良い音が出ると思うです。

Jp2jxa1967img600x4501368779566yxxhw

国産コーラル社製のベータ8でしてワタシも自作のエンクロージャに収めて楽しんでいた時期が有りましたがね、何れの会社も倒産(合併)しちゃいました。
 
さてここで久々にオーディオ薀蓄なのですがともすると高級スピーカーシステムってスピーカーの数がやたら多くなり勝ち。

 ウーファにスコーカーにツゥイーターに??更にどう言う構成やら5スピーカーなんてのも出現する有様。
 ややこしい事にこれに加えてブランドイメージが加味されると一体どのスピーカーが良いのやら悪いのやら??
 敢えておずおずとビビりつつ申し上げるとJ○Lのスピーカーで例えばこんな。

600x4502013052300116

ワタシは良い音と悪い音を聞き分ける能力に欠けているのが原因なんでしょうけれどJB○の43○○シリーズってそれぞれのスピーカーの音がバラバラに鳴っている風にしか聴こえないのが多いのですよ。
 もちろんあれこれネットワークの設定を変更しクロスオーバー周波数を変えて見るもののやっぱりバラバラ。
 で~~も!そんな事を例え個人的ブログとは言え書いちゃうとJBLマニア(ファン)から思い切り叩かれてブログ炎上??なんて思ってたのですがねぇ。

http://basicaudio.web.fc2.com/newpage80.htm

 似た様な事を感じている人が居たのでワタシも蛮勇を奮って書いちゃいました。
 しかもこの方は恐ろしい事にタンノイのオートグラフ迄ボロクソに書いているじゃありませんか。
 え?ワタシ?流石にオートグラフなんてかなり以前にアキバの専門店に置いてあるのを見た程度で音の良し悪しを云々するなんて恐れ多くて出来ません。
 そもそもオーディオの世界なんて「鰯の頭も信心から」の見本の様な世界でしてね。
○○十年前の得体も知れない錆びたケーブルなのに「このケーブルに変えるだけで過度特性が大幅に向上して」と言いつつ法外な値段でゴミみたいなケーブルを売り飛ばす業者が跋扈する世界。
 スピーカーケーブルを変える前にアンプをバラしてトランスから端子迄にどんなケーブルが使われているか?更にトランスに巻かれている線がどんな物か良く見てからにしましょうね。
 目隠しテストして見てその違いが判らないのなら手は出さない方がお利口と言うもの、下手に判った顔してると「ショップの餌食」になります。

 結論!安くて良い音を聞くにはフルレンジの8インチに大き目のバスレフエンクロージャの組み合わせがベスト。
 そう考えると確かに今回診断させて戴いたALTECの409(DIG)は素晴らしいスピーカーだと思います。
 ただそれでどんな音楽を聴くかが問題なんですがね、少なくとも苦虫を噛み潰した様な顔をしつつキアイを入れて聴くもんじゃ無いと思ってます。

 

|

« 臍を咬む? | トップページ | ウッドデッキに手摺を付ける »

音楽」カテゴリの記事

コメント

インナーイヤーイヤホンも,ついに4ドライバーなんてモノが登場しました.
http://www.e-earphone.jp/shopdetail/001003000033/order/

私は耳の性能劣化が進んでいるので聞いても違いが分かりません(笑).最近買ったフィリップスが具合が良いです.

投稿: akira isida | 2013年5月25日 (土) 12時24分

ご指摘ishidaさん
>ついに4ドライバー
 勝った勝った♪ウチなんかドライバーなんて20本位有るもんね??え?ドライバー違い?
 ハテ38センチウーファを要する巨大偽ガウススピーカーを持て余す当方としてもより良いヘッドフォンをほすぃ~~♪と思い青山に有るゼンハハイザーさんのショールームで物色したものの想像を絶する価格も去る事ながら違いがよく判らん(涙)。
http://www.sennheiser.co.jp/
 結局オーディオテクニカの5千円程のヘッドフォンでもうゲップ♪です。

投稿: うんちく | 2013年5月25日 (土) 20時57分

うんちくさん

36年ほどになりますか、オーディオに凝ったときがありました。
懐かしいです。
アンプは自分ではとてもいじれないので、メーカー製の物を買い、スピーカーはユニットを選び自分で箱を作りその気になっていました。
学生でお金が無く、あれこれ安い物で組んだりしていましたよ。

友人がアルティック8インチフルレンジ403(?)を組んで自慢していました、確か音圧108dB(昔過ぎて?)で少ない出力でバンバンならしその迫力に圧倒されましたね。

入口はそれからで、604が欲しくてしかたがなく、しかし余りにも高価で最後は諦めましたがダイヤトーンのP601?にフロントロードフォーンの箱を作り、聞いていました。

しばらくすると、低音が出ないので、出来合の30センチ3ウエイユニット(パイオニア)を24mm合板で密閉(バスレフは難しく)30キロ以上、に作りました。友人がヤマハモニター1000を買うと自分のそれがあまりにつまらなく、自作をする気力が薄くなり、モニター系に憧れ、

長々とかきましたが、最後の落ちは用意してます。
働く様になり、初めて、そして最後に購入したスピーカーは、うんちくさん酷評の、JB○の43○○でした、チャンチャン。

アルニコでなく単なるフェライトですし、JB○の安物です
音はそれなりですが、良いところもありますよ、丈夫です。
今でも現役です。(エッジが強い)

正直、良い物聞き分ける耳も無く、音源も語れるほどの物も無く、今思えば単なるメカ好きなガキで、ショップに上手く騙された様な気がします。

でも、みんな結構騙されていますよ、名前に。
みんな、良い思い出です。


投稿: こうたの父 | 2013年5月26日 (日) 20時01分

意外や意外のオーディオマニアこうたパパさん
>オーディオに凝ったときがありました。
 1970年あたりは本物から似非迄自称マニアが数多、専業メーカーさんも盛業でしたもんね。
 TRIOにサンスイにオーレックスにテクニクスに??忘れちゃならない元わが社のOPTONICA。
 そんなマニアが支えたのも事実なら窮地に追い込んだのも同じマニアだと思ってます。

>確か音圧108dB(昔過ぎて?)で少ない出力でバンバン
 結局下手な味付けはしないで録音した時の音をそのまま再生する事こそ肝要なのですがね。
 それにはご指摘通りで音圧レベルの高いスピーカーが基本、大体100dbを超えていたら合格でしょうね。音圧レベルが高いと言う事はダイナミックレンジが良いと同義だと思います。
 ベータ8を愛用していた頃のアンプは僅か2~3Wのアンプでしたがガンガン鳴ってましたもんね。
 因みに今手元に有るガウスモドキのOPTONICAブランドのスピーカーは音圧レベルが98dbで多少不満ながら自作の6F6シングルアンプでガンガン鳴ってます。
ただやはりスコーカとツゥイータの繋がりが良く無いでつ。

自虐こうたぱぱさん
>うんちくさん酷評の、JB○の43○○でした、チャンチャン。
わははは♪ん?イエイエJBLさんの音が良く聴こえないだけで多分本当は良い音を出しているのだろうと思います。
 単にその良さを聞き分ける能力が無いだけの話かと?
で~~も!先入観を持って聴いてしまうと良い所探ししか出来なくなるのです。
 クドイですがやはり先入観は捨てて目を閉じてその良さが判るか否か?それだけですね。
 ワタシの場合は自分の能力でその価値を見極める事が出来ないモノには一切手も金も時間も出さない主義なだけ。
 

投稿: うんちく | 2013年5月26日 (日) 20時48分

 魅力的なラジオですね!この金属ボディが発売当時は近未来的雰囲気を醸し出していたことでしょう。
 どんな物にせよ、そのものの特徴や作られた時代を想像しながら眺めるのは楽しい。作った人がどんな事を思い、どんな工夫をしたのかなんてね。だから、博物館なんかに行けば1日中居てもあきません。はは、私は変人です。

投稿: 四方山果無 | 2013年5月29日 (水) 04時18分

四方山さん
>この金属ボディが発売当時は近未来的雰囲気を
 流石お目が高い!このラジオが生産された頃は昭和19年~20年頃と推定されますので未だ日本とドンパチやってた時代、そんな時代にステンレスの一発プレスでこんなラジオを生産していた訳ですからそりゃ戦争にも負けますわな。
 この頃の日本のラジオと言うと木箱に入った所謂「ペン3」か「ペン4」?ですもんね。

>特徴や作られた時代を想像しながら眺めるのは楽しい
 何に拠らず作り手の顔が見える工業製品は換言すると美術品とも言えるのでは?
我らが愛するクーペもバラして見るとディザインから設計から組立迄それぞれ携わった人の顔が見えるですよ。

投稿: うんちく | 2013年6月 1日 (土) 16時52分

ALTEC DIG系の409Bは個人的に大好きなユニットです。
もしライブハウスマスターが手放されていなければお譲り戴くことは可能でしょうか?
無理を申し上げますが宜しくお願い致します。

あるいは修理もトライしてみますがいかがでしょうか?
409Bの断線は今のところ100%の成功率です。

宜しくお願い致します。

投稿: 409B大好き | 2013年8月16日 (金) 18時32分

神後輪・は??じゃ無くて降臨♪

409B大好きさん
>ライブハウスマスターが手放されていなければお譲り戴くことは可能でしょうか?
 ハテ?どうでしょうかね?先日その持ち主と怪しい酒を呑んで酔っ払いしてましたが・・・一度メール入れてみますね。

>409Bの断線は今のところ100%の成功率です。
 えぇぇぇぇぇ?もしかしてその道のプロですか??シンジラレナァァイ。
以前バイクのマグネトーコイルを巻きなおしに挑戦して・・・捨てましたけどワタシ。
 でわ今暫くお待ち下さいマシ。

投稿: うんちく | 2013年8月18日 (日) 10時08分

409B大好きさんに業務連絡!
DIGの所有者と話がつきましてお譲り可能との事、詳細に関して連絡させて戴きますのでコメント欄にメアドを記して下さい。
尚、これ以降は一時コメントを承認制に切り替えましたので当方以外にメアドが流出する事は有りません。
 でわ!4649♪

投稿: うんちく | 2013年8月23日 (金) 11時24分

お世話になります。
確認が遅くなり申し訳ありませんでした。
当方山下と申します。
今回は図らずも入手の機会を頂戴し感謝しております。
メールにて情報お知らせ戴ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

投稿: 409B大好き | 2013年9月28日 (土) 13時23分

山下様
再びコメントを承認制に変更しましたので連絡先のアドを記入下さい。
折り返しDM差し上げます。

投稿: うんちく | 2013年9月28日 (土) 14時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アルティック409:

« 臍を咬む? | トップページ | ウッドデッキに手摺を付ける »