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2013年2月11日 (月)

嗚呼!117クーペ公道復帰後その8(シム調整の最終編)

近頃はクーペに触る機会も激減しておりましてね、実は今年に入ってから走行距離ゼロメートルです。
 仕事が忙しく土日はグッタリでとか?あれこれ野暮用が多すぎてとか?出来ない理由は数多あれど結局やる気の問題ですかね?
 ただボンネットを開いてエンジンルームを見る都度「俺って結構凄い事やったよねぇぇ」なんて一人ゴチておりますがね。
 さて昨年秋に無事公道復帰したもののタペット音がカタカタと煩いので何とかしなきゃと思いながら放置。
 まあ何れにせよ最初から或る程度経過したら再度クリアランスを見て調整しなきゃとは思ってもおりましたので予定通りかな?
 と!あれこれエンジン関連作業はあれどシム調整が一番嫌いでして面白くも何とも無い・・・てな訳で晩飯と多少の小遣いをエサにして呼んで参りましたH技研にお勤めで試作エンジンの組み立てなんぞをやっている某H氏。
 昼から作業開始なんですがまあ能書きの多い事数多なんですがこちらは作業をお願いする立場なんで一応「ハイハイ♪で??ほぉぉ??そりゃ凄い♪」とその気になって貰い作業開始。

Img_1232

まあ確かにエンジン馬鹿のプロ、慣れたものでカムカバーを外すとクランクナットにラチェットを入れて
1番シリンダの上死点を探し出すのですが別にダイヤルゲージなんぞ無くてもカムギアにマークが有るんだそうです(知らなんだ)。

Img_1231

イン側のカムギアの左側に線が刻印してあるとのがわかると思うのですが目視レベルでこれが水平に出ていれば圧縮上点なんだそうです。
こんな事も知らずによくまあDOHCエンジンを全バラしてボアアップして組んだもんですわ・・・我ながらアホさ加減と無謀さに呆れるばかり。
 作業は1番から始まり3番4番2番とINとOUTで計測した結果3番のIN以外は全て0.01から0.02の範囲に収まっておりました。

Img_1234

 ハテどうしたものやら??なんですが「まあこの程度なら良いんじゃネーの?」とのお達しで大きく外れていたINの3番だけ1.65のシムを入れてオシマイ。

Img_1235

・・・なら良かったのですがね。
 実は重大事故発生、この某プロのH氏の作業中、そろそろ作業もオシマイかと暢気にもワタシは物置の整理をしておりましたら背後から「あのぉ・・・」と言う元気の無い声が。
 更に驚愕の事実を突きつけられました。
 H氏曰く「平ワッシャーをカムチェンケースの隙間に落としてしもた」・・・聞いた瞬間目の前が暗くなりました。
 慌てて落としたとか言うカムチェンケース内部を目視するもワッシャーの如き物は全く見当たらず。
 時計を見ると既に16時、慌ててクルマを借りに行き目指すはジョイフルぽんた。
 フレキシブルジョイントの付いたマグネットを購入し帰宅したのは既に夕暮れも過ぎた頃。
 仕方なくH氏には晩飯をお召し上がり後お引取り戴き一人ブツブツ言いながら善後策を考えてました。
 思うに目視で判らないと言う事は死角に入って見えないのでは無く更にその下に落ちている公算大かと?
 と?言う事は最悪クランクのカムギアを通過してオイルパンに??まさか??もしそうなるとエンジンを又降ろさなければなりません。
 さて日は改まり本日、暗い気持ちで昼前からエンジン内部に落とされたワッシャーの探索作業です。
 あれこれ考えて仮に下に落ちているとすれば恐らくレイシャフトケース付近では無いかと推測しクーペをリフトアップしてレイシャフトケースの蓋を外してみました。
 と!タハハハハハハハハ・・・はぁ♪有りました平ワッシャー。

Img_1241

カムに行くセカンダリーチェンの左側に挟まってました。
 下手に触ると又落ちて今度はオイルパン迄??もありえますので下側に養生テープを貼り付けマグネットで慎重に引っ張り出し無事摘出成功。
 気持ち的には末期がんの患者から患部を取り出した名医の気分でしたね。
 嗚呼!心臓に悪い2日間でした。

 

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コメント

 お疲れさまです。
 よかったですね。ワッシャーが見つかって!
だいたい、へまをやらかすのはあわてているときですね。
私も、随分前、今スピードウェルで塗装してもらっている
クーペを自分の手でレストアしていた時、燃料の電動ポン
プをタンクに付いたままバラして、そのローターを一つ、
草の中へ落としてしまいました。必死でさがしたけれど見
つからない。当時小学生だった次男の学研の「科学」とい
う雑誌の付録で強力磁石「バコチンくん」というのを持っ
ていたのを思い出し、そいつで草の中をこすり回ったですね。
 なんとかローターはくっついて出てきましたが、その時も
夕闇せまる時間ではやく元にもどして・・・と焦っている
時でした。
 レストアだけに限らず、何事も心に余裕を持ってやりたい
ものです。
(それ以来、カルマンギアのレストアは余裕を持ちすぎてち
っとも進まないのはまた別の問題ですが・・・)

投稿: 四方山果無 | 2013年2月12日 (火) 23時12分

命拾いしましたね~
HMはオイルパンだけ脱着できますが量産はエンジン降ろすんですか、ビックリです。
私も先日アルファの燃料キャップの爪が欠けて、タンクにポチャリと落ちましたがまさか吸い込みはしないと思って放置してあります。

投稿: カタカタ625 | 2013年2月13日 (水) 23時00分

四方山さん解説
>へまをやらかすのはあわてているときですね。
 ですね、パニッ食っていると詰らん事で延々時間を浪費したり。
 そんな時は一服つけて御茶飲んで冷静になると「あれ?なんでこんな事で悩んでたん?」に気がつくもんです。
今回の場合はその逆で余裕コキ過ぎてたのでは無いかと?
 と思いつつフト気がついた、最近のコでシムを使いバルブクリアランスを調整するエンジンなんて触った事が有るの??と?もしかして今回の作業の為に直打バルブの調整方法を勉強してたんじゃ無いのかなぁ?
 増してやH技研さんの試作エンジン組み立てがお仕事ですもんね。

 


 

投稿: うんちく | 2013年2月13日 (水) 23時08分

バクハイマニアのかたかたさん(僕も混ぜて)
>量産はエンジン降ろすんですか
 公道復帰に際してオイルパンのガスケットを交換したのですがボルトを全部外してもシリンダブロックとパンの間隙は2cm程度でフロントアクスルが邪魔をして下がらず、とてもその隙間から手を入れる余裕は有りませんでした。
 よって落ち所が悪いと多分エンジンを降ろすハメになってたと思います。

>燃料キャップの爪が欠けて
 サイズにもよりますけど錆の粉末でフィルタが詰るよりはマシでしょうね。
 
思うに素人整備の醍醐味は困難な壁にブチ当った時に工賃無料で解決出来た所に有ると確信しております。
 今回もワッシャーを発見した時の喜び様と言えば本人でも恥ずかしい様でした。
 勿論このワッシャーを落とした本人にも写真入りで歓喜のメールを入れております。

 

投稿: うんちく | 2013年2月13日 (水) 23時24分

最後画像はすごいですね、どちらかと言えば、奇跡に近いかも。
自分なら、諦めて、どこかの底に落ちて止まるのを期待してエンジン回してました。

四方山果無さんの仰る通り余裕が、大切ですね。
若いころは石橋を叩いてもどうするか考え、真ん中を静かに進みましたが、
最近は、我慢や落ち着きが無くなり、此の位やっちゃえになり、ああ~やってもうたの
パターンです。ココロして取り組まねばです。

>INの3番だけ1.65のシムを入れて
組みあげの時のクリアランス調整して、三番INだけ1.65ですか。
ヘッドを下した事がないのでわかりませんが、随分大きく開いたような気がします。
これって単に初回の調整不足ですか、組み換え初めはこんなモノなのですか。
タペット音は静かになったと思いますが、音を聞かせて頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。

投稿: こうたの父 | 2013年2月13日 (水) 23時30分

こうたぱぱさん
>奇跡に近いかも
 予測はしたのですが確信も無くダメモトで蓋を開けたらキラリ♪

>此の位やっちゃえになり
 それも有りですね、こう見えてワタシ結構小心者でしてつまんない事でクヨクヨ考え過ぎるタイプなんです。
 須らく物事は程度問題で気にしないのも必要かと?

>随分大きく開いたような気がします
 拙い文書を深読みして戴いている様で・・・実はですね・・・アハハ・・寝ます。

投稿: うんちく | 2013年2月15日 (金) 00時15分

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